5月20日21日、肉まん作りを行いました。
ご利用者とお話していて「肉まんは出来立てがおいしい」「食べるけど作ったことない」という会話になったことから、「それじゃあ、みんなで作って食べよう！」と考えられた企画です。
まずは材料をしっかり混ぜあわせます。
生地が整って少し寝かせたら、いよいよ形を作っていきます。
しっかりと丸めた生地に、肉餡を包んでいきます。まるめて肉を包むという作業がなかなか難しく、少し気を抜くと中の肉餡がでてきてしまいます。
思ったようにいかず、ご利用者も…そしてスタッフも（笑）苦戦していました。
しっかり蒸せば、できあがり～(*^-^*)
お味の方もばっちり♬
「一緒に作ったら美味しいね」
「できたてはうまいなあ」
皆さんからの感想も上々です。
楽しく美味しく肉まんをほおばる……
こうして皆さんで作った肉まんのおいしさは…
「無限大～」と冗談っぽく言って下さるご利用者もいらっしゃいました。
次はどんなものを作ってみましょうか？
みんなで作る新しいメニューに、どんどん挑戦していきたいです！
5月16日、【シクラメンⅡ】の皆さんが小規模三田にいらして下さり、大正琴を披露してくださいました。
大正琴の懐かしく優しい音色に、ご利用者の皆さんは聞き入っておられました。
女性ご利用者の中には、昔習っておられたという方もいて、昔を思い出された方もいたようです。
知っている曲の演奏の時は口ずさんだりと、思い思いに楽しませていただきました。
大正琴に触れさせて頂ける場面もあり、皆さんとても良い表情をされていました。
普段の生活にはないけれど懐かしい楽器。
ご利用者にとっての大正琴はそうした心の柔らかい場所にあるもののように感じます。
そして生の楽器の音に触れられた素敵な時間でもありました。
シクラメンⅡの皆様、本当にありがとうございました。
５月１日より新元号・令和となりましたね。
小規模三田でも、４月１日の新元号発表以降、ご利用者の方とこの元号の移り変わりについてお話してきました。
大正から昭和、昭和から平成、そして平成から今、令和に。
激動の時代を生き抜いてきた高齢者の方々から見る令和の景色は、果たしてどんなものなのでしょう。
さまざまに想いをしたためて頂きました。
皆さん真剣に考え考え、筆を進めて下さいました。
「やっぱり思い出が多いのは昭和やね」と仰る方が多かったのは、６４年にも渡る長く激動の時代だった故でしょうか。
皆さんが書き上げてくださった令和への想い、おひとりおひとりの真心を感じます。
平成生まれの若い職員には想像もつかない日々を送ってこられた高齢者の皆さんが、心穏やかに令和という時代を暮らしていけるよう、精一杯支援させて頂きたいと思います。
令和元年、振り返った時に「良い時代だったよ」と誰もが笑えますように…！
小規模三田では、ご利用者おひとりお一人の誕生日の時期に、担当スタッフが「お誕生日行事」を企画します。
内容は様々で、まさに多種多様千差万別といったところでしょうか。
その方のご希望をお聞きし、時にはご家族と一緒になって考え、お祝い行事を作っていく…というものです。その方その方お身体の状態や体調に合わせて、無理のない範囲での企画を考えていきます。
四月生まれのＫさまは担当スタッフと何度か話し合い、「クッキー作りを楽しもう♪」をテーマにお祝いすることになりました!(^^)!
材料を合わせて、しっかり混ぜます。
女性陣も一緒になってクッキーづくりを楽しみます。型抜きの作業はみんな一緒になって「難しいね～」「あ、形が崩れちゃう！」なんて和気あいあいとしていました。
そうして型抜きが終われば、オーブンが焼いてくれるのをわくわくして待ちます。
かわいい「おめでとうクッキー」の出来上がりです♪
職員の心づくしのカードと一緒にハイチーズ(^^♪
手作りのあったかい一日になりました。
もうおひとかた、同じく四月生まれのＳさまは、「お寿司が食べたい！」と仰ってお寿司屋さんにレッツゴー！！
好物のお寿司を召し上がって頂きました♪
冬生まれのＫさまは、暖かい季節になるのを待って外出されました。
こちらのＫさまも「お寿司がええ」とのことで、お寿司やさんです。
お寿司、老若男女問わず大人気ですね！
好きなネタをおなか一杯食べた後は、腹ごなしです。
お好きな動物をたくさん見られて、にこにこと頬が綻びます♪
帰りに好きなお菓子を選んでお土産にされました!(^^)!
三者三様のお誕生日企画でしたね。
来月はどんなお誕生日企画が飛び出すでしょうか♪
またご紹介していきますね
平成最後の桜の季節は、寒かったり暑かったり雪がちらついたり風が強かったりと、大波乱の日々でしたね！
小規模三田のお花見も、予定していた日には桜があまり咲いていなかったり、思ったより寒くて車でお出かけしたものの外に出られなかったりと、色々なことがありました。
今年は「桜茶」を飲みながらお花見をしようと計画していました。
外気温が低く、室内でお茶を頂きましたが、お花見気分を楽しむことができました🎵
ドライブで車窓から見る桜もまた、オツなものです(*^-^*)
そして、満開になった時期にもう一度お花見に出かけられたので、お出かけの機会が増えました。
「もう一回出掛けられるん？嬉しいわ～」と、仰って頂けて私達も嬉しかったです。
毎年この季節だけの短いお楽しみですが、やはり桜はとても美しいですね。
お花見しながら「散る潔さが好きや」と仰るご利用者が何人かいらっしゃいました。
季節を愛でる心、とっても素敵です。
そんな言葉を聞けたのも、桜を見に行ったからこそ。
ささやかな瞬間瞬間でも、ご利用者の皆さんとその季節独特の美しさを共有していきたいなと、改めて思わせていただいた行事でした。
