二月は日数が少ないこともあって、今月の音楽療法は二回の実施でした。
寒さを吹き飛ばすかのように、元気いっぱいの小島職員はなんと半袖で登場です!
今月も、歌って踊って合奏して。
寒さで丸まった背中ものびのび、明るく楽しいひとときでした。
小島職員が小規模三田に来るようになり、もうすぐ二年。
はじめは「音楽療法」と聞いても首を傾げていたご利用者の皆さんでしたが、今では「今日は音楽療法の日です」と聞くと「わぁ、楽しみ!」とすぐさま笑顔を浮かべられます。御機嫌斜めだった方でも、音楽療法の後には表情が明るくなっていた・・・なんてこともありました。
特に男性陣はそれが顕著で、音楽療法の時間を楽しみにされている方が多いです。
楽器を見ると目を輝かせる方、小島職員とのかけあいを楽しみにされている方、好きな曲を歌うのを心待ちにしている方…。それぞれの楽しみ方で、この時間を満喫されています。
小島職員と小規模三田のスタッフの間での情報交換もスムーズになりました。
音楽療法の際の座席配置なんかも話し合っています。
小規模三田のご利用者は、対面を好まれる傾向にあります。人数が多い日には複数列で音楽療法をするのですが、二列目に座ってしまうと、途端に参加意識が薄くなってしまう方がちらほらおられます。そこで可能な限りは一列隊形で音楽療法を行ってもらっています。数歩歩けばすぐ目の前に小島職員がいる、この距離感ひとつで参加意識がぐっとあがり、声も大きくなるのです。
普段あまり声を出そうとされない方が、口を動かし楽器を演奏しようと手を積極的に動かされるという場面もあります。
音楽の持つ力の大きさを感じます。
今後もどんどん情報交換を行い、より実り多い音楽療法の時間を過ごして頂ける様尽力していきたいです。